いのちの相談室

当財団に「いのちの相談室」が開設されました。コロナの危機がまだ収まらない中、皆様と医療関係者の間で、健康や病気、もろもろの医療問題について直接相談をする機会が減っています。他方、ITの発展は簡便で迅速な情報伝達を可能にし、オンライン診療などの試みも始まっています。当財団は、ソーシャルメディアを通して、皆様と医療関係者、医療機関同士のコミュニケーションを進め、地域医療を守るパイプ役を果たします。

どうして必要ですか?

日本の医療を支えるのは「国民皆保険」制度です。子供から老人まで、健康に問題がある時は、誰でも何処でも「かかりつけのお医者さん」で診断と治療を受け、必要ならば大きな病院に入院できます。しかし多くの方は、今コロナの影響で、健康に不安があっても感染を恐れて受診を控えています。他方医療機関は、医師会や、病院協会などが密接に協力してこれまで地域医療を守って来ました。しかし、コロナの影響で、コロナ病床の確保や重症患者の集中治療、一般患者の入院や手術の制限などで、日常診療に混乱が起きています。皆様の健康を守るためにも、皆様と医療機関、医療関係者同士の迅速な情報交換が必要です。

どのように考えれば良いでしょう?

海外にはメディカルコンシェルジュがあり、国内にも契約会員に医療情報の提供や健診や治療を提供するメディカルクラブがあります。
当財団は名前こそ「移植医療推進」をうたっています。しかし最も大切な事は、移植を待つ患者さんに脳死あるいは心臓が止まった後に臓器を提供して下さる方たちが、「人生の最終段階における医療」をどのように受け止め、どのように判断するかです。それよりも益して大切なのは、病気の予防と毎日を如何に健康に過ごすかです。コロナ禍のもと、人と人、人と医療関係者、医療関係者同士の対話が少なくなった現在、またポストコロナ時代を考えると、現行の医療制度の上にソーシャルメディアを駆使した「新しい医療」を加え、皆さんと地域医療を守ることを財団の使命としています。

「いのちの相談室」にご相談下さい

健康や病気、その他もろもろの医療についてご心配や迷い質問があれば、いつでもご相談ください。久留米大学病院を初め、財団に参加する各病院の先生方が専門的立場からお答えします。セカンドオピニオンも結構です。電話やファックスでも受け付けますが、ホームページにアクセスする方が便利です。勿論、「個人情報保護法」により守秘義務を守ります。

今後は医師会の先生方、歯科医師、介護、老健施設や薬局などにも協力を呼びかけ、皆様と地域のために、財団の理念である「命を守り、命をつなぐ」活動を続けて行きたいと考えております。

「命を守り、命をつなぐ」活動の連携図

いのちの相談室

久留⽶・筑後地区にお住まいの皆様
健康相談をお受けします。
お問い合わせフォーム」を利用して、さまざまな健康、医療に関するご質問、
セカンドオピニオン依頼をお寄せください。
久留米大学病院の教授陣や参加病院の先生方が専門的立場からお答えします。
お問い合わせ内容によっては、お時間をいただく場合やお答えできない場合があります。